エレコムでのキャリアパス

■キャリアの道

新卒採用の場合、入社した8割の社員は家電量販店担当(ソルジャー)となります。知名度の割に就職偏差値と呼ばれる入社難易度が低い所以は、ここにあります。女性は法人営業が多いです。そこで成績を出せば売り上げの高い店舗を担当することとなります。その後のキャリアとしては、各量販店の本部担当や本社営業部→課長→支店長となっていきます(よくあるエリートコース)。基本的に営業職の異動は営業部長や支店長の決裁で決まりますが、どこに配属されても、体力的・精神的にしんどいということを覚悟したほうがいいでしょう。

■昇進

エレコムの昇進は実績評価、実力主義です。終身雇用かどうかは微妙なところですが、年功序列ではないことは確かです。営業であれば「売り上げ」の実績が何よりも大切ですが、実際に売上を上げているだけではなく、目立っていることも大事な印象です。若手が重要なポジションに大抜擢されることもありますが、降格人事も多いです。入社して30歳までには営業課長に昇進する場合が多く、35歳までに役職につけないと、その先昇進する見込みは難しいです。35歳までに役職につけない社員は、次第に転職して辞めていきます

営業部門であれば支店長以上への昇進は極めて狭き門であることを認識しておくべきでしょう。上が詰まっているため昇格は相当厳しいです。社内政治をしないと上に行けない環境なのは間違いないでしょう。

■研修

新卒・中途を問わず入社後数年は定期的に研修を受講させられます。研修制度は充実していると言えるでしょう。学ぶ姿勢があれば応えてくれる環境は作られています。反面、本人の習得意欲が成長を大きく左右します。1年で大きく成長する社員がいる傍ら、入社時と同レベルの社員も存在します。

以前、こうした研修は金土で開催され、自己研鑽という名目で代休がつきませんでしたが、労働基準監督署の指導があったらしく、平日開催に変更されました。

■キャリア開発

キャリア開発については、エリア営業→本部担当→営業課長といった流れが多く、順調にキャリアを築くことができれば、他に行っても通用する経験を積むことができると思いますが、多くの社員がエリア営業から脱却できないというのが現実です。若いうちから責任あることをやらせてもらえるため、成長は速いと思いますが、望むキャリアを築くためには、相応の努力が必要となります。業務が給料に見合ってないと感じる人が多い為、エレコムでの仕事は次へのステップアップの土台と考えている人も少なくありません

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